走るの大好き!

8020(80歳で20kmを完走する)が目標の鈍亀ランナーです。

禁酒の正月は気分爽快と聖マリアンナ医科大学病院往復の10.2kmジョグと興ざめの箱根駅伝往路観戦

天気晴れ 布団から出るのに勇気がいる寒さ

 

初夢はあまり寝覚めの良くないものでした。逆夢になるようにここで公言しました。

 

昨年の大晦日に本当に久しぶりにシャンパンを飲んでからまた禁酒しています。

ノンアルコールの三が日なんていったいいつ以来のことでしょうか。もしかしたら高校生以来かもしれません。(笑)

例年三が日は朝から飲んでお昼くらいにはもう眠くなって意識水準が落ちた状態で過ごしていましたのであっという間に3日間が過ぎ去ってしまった記憶しかありません。

今年は禁酒状態で早起きしているため、一日が充実して長く感じます。

こういう正月もいいものだとあらためて思いました。

 

6時前に一人で起きて冷え切った部屋をストーブで暖めてパンとスープの朝食を摂りました。

ウインドブレーカーを含めて4枚重ね着してランに出ました。

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今日も聖マリアンナ医科大学病院往復のコースにしました。

外来診療は当然お休みのため、平日の大混雑が嘘のように静かな病院前の雰囲気ですが、出勤する医療従事者の姿を今日も見かけました。皆さん本当にありがとうございます。そっと頭を下げました。

 

そして外からは様子を伺うことはできませんが、3次救急病院である聖マリアンナ医科大学病院のICUではぎりぎりの医療体制の中で命の灯を消さないように医療従事者の方々がきっとこの瞬間も全力を尽くされているはずです。

テレビでよく聞く能天気な人々の「自粛疲れ、我慢の限界、たまには羽目を外したい」など口が裂けても言えない雰囲気がそこには間違いなくありました。

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晦日から3日連続のランになりましたが、脚は軽く気持ち良く走れました。

後半にかけてペースもうまく上げられました。

 

帰宅するとすでに奥さんも起きていてお節料理を用意してくれていました。

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今年は奥さんが自家製伊達巻に挑戦しました。

頂き物のターキーとスパイラルハムでタンパク質もしっかり補給できました。

 

毎年恒例の箱根駅伝が始まりました。

今回は区間ごとに目まぐるしく順位が入れ替わる面白い展開が続いています。

日本人選手がコツコツと順位を一つでもあげるべく走っている中で、まるでトランプのジョーカーや麻雀のドラ牌のようにあっけなく何人もごぼう抜きする黒い人達の走りにももう慣れました。

まだ彼らは参加校の中では選手層の薄い新参校で走っているので一部区間での一時的な首位で収まっていますが、優勝候補と呼ばれるA山やK澤、T海などの学校がそういう力のある黒い人をなぜメンバーにしないのか不思議です。間違いなくこの学校が勝つと初めから分かってしまうと駅伝が楽しくなくなってしまうのでしょうか?

まあ見る側としては楽しい駅伝になっています。

 

一方、今回は主催者からの強い要請で沿道での応援は控えてもらうはずでした。

ところが、テレビで見る限りでは例年と変わらない位の多くの観客が歩道に張り付いて側を通過する選手に声を上げて応援しています。

若者の姿もありますが、小さな子供を抱いたお母さんもいました。何より年配の人の姿が多かったことが気になりました。

コロナの感染拡大に伴い、極力外出の自粛や、他人との行動の抑制が国や知事より強い要請が既に出されていますが、報道によるとそれらの要請に対して実は一番抵抗感が強いのが50代60代の年配者と聞きました。

その世代は若い頃まだ景気の良かった日本でいろいろ好きなことをたくさん経験してきたことと、すでにある程度の社会的地位に達したことで他人からはっきりした注意や叱責を受ける機会が少なくなっていることなどから想像以上に我慢・自制することへのタレランスが低いようです。

若者よりも感染リスクの高い年配者がいうことを聞かずに自分勝手な行動を続けている姿を見ると、感染拡大が止まらない日本の現状をよく表していると思いました。
感染対策へ非協力的な行為をした人に対して、社会主義独裁国家なら命さえ保障されない厳罰が処されているようです。

これは論外としても民主主義の先進国が多い、欧米でも罰金刑等の厳しい罰則が科せられますが、日本は憲法で保障されている基本的人権の尊重から国家や行政による強制執行に対して非常に及び腰です。

もちろん、コロナ対策に乗じて国家による言論統制や治安維持の名目による人権の軽視が行われることは許されません。
ただ、コロナの感染拡大を抑制する明確な術を持てない状況では、これ以上一人一人の道徳心と自制心に期待するのは無理だと思います。

例えれば、交通事故や交通違反は本来であればドライバー一人一人の交通安全に対する強い自覚とそのための注意力や自制心があれば起きないはずです。

でも現実は多くの心ないドライバーによって違反や事故が日常的に発生しています。

そう言った事故や交通違反に対して、既にわが国では道路交通法に基づく反則金制度で行政処分を科すことである程度の抑止力を持たせています。

これと同様にコロナ対策に限定した時限立法で構わないので、コロナ対策への違反行為を繰り返す悪質な人間に対して行政罰として積極的に反則金を徴収し、ギャンブル依存症のように自律できない人々に対して明確な抑止力を意識させるべきだと私は思います。

そしてその徴収した反則金をコロナ対策で本当に困窮している人々への助成として有効に活用できれば一石二鳥ではないでしょうか。

これは決して安易に国家統制の強化にはつながらないと思いますので、社会リベラル派と言われる方々も拡大解釈して目くじらを立てないで欲しいです。

さて、皆さんはどう思われますか?