天気曇り時々雨
日本各地から梅雨入りの知らせが届くようになりました。
例年より20日以上も早い地方もあるそうです。
こちらも明日からはっきりしない天気が続くようですので、もしかしたら今週中の梅雨入り宣言もあるかもしれません。
田畑の作物には恵みの雨ですが、適度に降って欲しいですね。
大雨による洪水や土砂崩れで被害が出ないことを願っています。
昨日に引き続いて古道を巡るルートを選んで走りました。
今日もかなり起伏の多いコースでしたので、ペースも上がったり下がったり変化が大きくなりました。
参考資料
https://www.city.kawasaki.jp/miyamae/cmsfiles/contents/0000063/63764/R2_11_09yokoomichiAB.pdf
今日の古道はまず旧大山街道にできるだけ沿って走りました。
黄色表示が旧大山街道です。宮前平駅付近が一番標高が低い場所になっていて、2km地点から長い下り坂の後、3km地点から今度は急な上り坂が続きます。昔の旅人も汗かきながら上ったことでしょう。
4km地点過ぎてミスコースしたため、6km地点からオレンジ色で表示された南の大道にようやく合流できました。
この尾根道は御嶽道とも呼ばれていて、地元の人々だけでなく、遠くは品川や羽田付近の住民がいったん多摩川を渡り、この道を通り、百合ヶ丘付近を通過してまた多摩川を渡って府中から奥多摩の御嶽神社までお参りをするために歩いたと言われています。
ここからそのルートで御嶽神社まで行くのはかなりの距離がありますので、途中で泊りながら延々と歩いたのでしょうね。
南の大道は最終的には中原街道に合流しますが、9km地点で別れを告げて影向寺道方面に向かいました。
参考資料
https://www.city.kawasaki.jp/miyamae/cmsfiles/contents/0000063/63764/rekimap_04.pdf
影向寺は市内最古の寺で白鳳時代の建立と言われている由緒ある古寺です。
オレンジ色の道が影向寺道です。梶ヶ谷付近の大山街道から続いています。
参拝に訪れた人々が通った道と思います。
今は第3京浜の開通によって山を切通したため分断されてしまいました。
古道は道幅は狭く、曲がりくねっている区間も多いですが、分岐が少なく、一本道で迷うことなく走れるのが魅力です。
宅地化や舗装によって周りの景色はすっかり変わってしまい、昔の風情は失われている所が多いですが、辻には小さな地蔵堂や道祖神が残っていたりして、昔の人々もここを歩いて遠くまで行ったんだろうなと想像しながら走るとそれだけで楽しい気分になります。
先週は平日のランは1回だけでしたので、5kmを加えて今日の時点で115.7kmです。
気温が高くなってきたので週末のランも15km~20km位が無理がないようです。
また、妻も平日の日中のウォーキングが暑くて辛くなってきたようですので、そろそろ平日はナイトウォーキングを再開しようと思います。