天気雨(現地)のち晴れ 暖かかった
13日の月曜日にまた腸閉塞を起こしかけた妹は、1日間絶食し、その後はホームや生活介護事業所での食事内容を配慮してもらえたお陰で無事に回復しました。
左目の白内障手術のために火曜日から二泊三日で入院していた母親も木曜日に無事に退院してその後の経過も順調です。
とりあえず母親と妹が状態が落ち着きましたので、一時は諦めかけた結婚35周年記念イベントを何とか予定通り行うことができました。
昨日は午前9時28分発の上越新幹線に乗りました。
5年ほど前に東北新幹線で青森まで行ったことはありましたが、上越新幹線に乗るのはこれが初めてです。
1時間15分位で越後湯沢駅に着きました。
中学や高校時代に友達と石打に何度かスキーに行きましたが、その頃は特急ときや急行佐渡でかなり時間がかかった記憶がありましたが、新幹線だと本当にあっという間でした。
専用の送迎バスに乗り換えて30分位で目的地につきました。
ホテルの目の前がゲレンデでした。
ここに来た目的はスキーではなく、このコンサートでした。
ちょうどお昼時でしたので、ランチはゲレンデがよく見えるカフェでスペシャルメニューを頂きました。
ここまで来てスキーをしないのは残念でしたが、膝への負担を考えて諦めました。
代わりに事前に調べておいた近くの日帰り温泉に行きました。
私の知る限りでは伊香保温泉、有馬温泉に並ぶ非常に良質な鉄泉でした。
しかも従業員がみなさんとても親切で往復無料で送迎してくれました。
夜7時からのディナーもスペシャルメニューでした。
料理長が曲のイメージから創作したメニューのフルコースでした。
その一部を載せます。
最後のデザートを前に店の方が撮ってくれました。
食べ終わって一休みしたらもうコンサート開始時間になりました。
幸運なことに座席は前から9列目でした。
まずはこれまでのコンサートのオープニング曲の中から46曲を選んでメドレーで歌ってくれました。どの曲も大好きな曲ばかり心の中で一緒に歌いました。
後半はもう定番ソングのオンパレード。全員総立ちで踊りまくりました。
彼女の年齢を感じさせないそのパワーに終始圧倒されました。
コンサートが終了したのはもう夜中の12時直前でした。
部屋に戻って汗をかいた服を寝間着に着替えてバタンキューでした。
それでもいつもの習慣で翌日の朝5時に目が覚めましたので空いている温泉大浴場で朝風呂しました。
このスキー場がオープンしたのは奇しくも私が生まれた年でした。
当時は国際スキー場と言っていたのですね。
私がスキーに行っていたのはまさにこの頃です。
長いスキー、登山靴のようなスキー靴、赤いヤッケ、毛糸の帽子、全てが懐かしいです。
そしてまさに全盛期の頃。リフトを降りた所からもう並ぶ列が始まっていたと噂された夢のような時代です。
今回は出発直前まで本当に無事に行くことができるのだろうかと思っていました。
母親と妹の二人がどちらも元気でいてくれたことで実現した記念イベントでした。
今回もきっと父親や祖父母が天から応援してくれたのだと思います。
お陰で一生の記念になるような思い出ができました。
明日は妹の今後のことを話し合うために家族、ホーム職員、ケアマネ、区役所の担当者が一堂に会して区役所の会議室で話し合いを行うことになっています。
良い方向に話が進むことを願っています。