天気曇り 思ったより日差しは少なかった。
今朝は6時過ぎに目が覚めました。
雨の心配はなさそうです。
予定通りサイクリングに行くことにしました。
前回は多摩ニュータウンを横断する尾根幹線と野猿街道を走りました。
毎回サイクリングの練習後はその日に走ったコースを復習のためにグーグルマップや紙の地図で確認しています。
そうすることで走っている途中で見かけた建物や店の名称や内容を知ることができます。
また、途中の交差点や分岐がどこにつながっていたのか確認できるので、頭の中の地図が線から面になっていきます。
そんな作業の中で気になる道を見つけました。
その道は町田街道とほぼ並行するように尾根沿いにずっと続いていました。
地図には「尾根緑道」と表示されていました。
この地域には中世からのいわゆる古道と言われる古い街道が多く存在しています。
最初はこの尾根緑道もそんな古道の名残かと思っていましたが、この道は違う歴史がありました。
戦前に旧日本陸軍が戦車のテストのために作った「戦車道路」だったそうです。
その由来にとても興味が湧きましたので今日はここを巡ることにしました。
尾根緑道の起点は町田市の桜美林大学の近くから始まります。
そこまでは多摩川水道橋から続く津久井道(途中で鶴川街道、芝溝街道と名前が変わります。)で行くのが一般的ですが、この道路は尾根幹線や野猿街道のように道路の拡張工事がまだ不十分で片側1車線の区間が多いため、道路の左端を走るのが大変です。
そこでほぼこの道路に並行している鶴見川上流のサイクリングコースを走っていくことにしました。
まだこの辺りは川幅もそれなりに広いですが、小田急線の鶴川駅付近を過ぎるとのどかな里山の景色の中を流れる自然豊かな川になってきます。
町田街道に入り、桜美林大学の角を曲がると尾根緑道の起点が見えてきます。
しばらく上りが続きます。
さすがに戦車のテストに使うために作られた尾根道ですから走りがいがあります。
途中の展望台からは町田駅付近の市街地とその遠方に丹沢の山並みがきれいに見えました。
この案内図の左方から進んできました。
途中からは広い公園内の遊歩道を走るコースになります。
木々に囲まれた自然豊かなコースで、多くの人がサイクリングだけでなく、ウォーキングやランニングを楽しんでいました。
多摩美術大学のキャンパス横の坂を下り、無事に多摩緑道の終点になりました。
帰り道は柚木街道をしばらく走ってから堀之内駅の横を通って尾根幹線に出て、尾根幹線のアップダウンを楽しんで多摩川のサイクリングコースを通って帰りました。
今回も3つのアップダウン区間を楽しみました。
赤枠はオードブルの尻手黒川線の新百合ヶ丘王禅寺の山越えです。
青枠が今回のメインディッシュの尾根緑道です。
黄枠がもう定番になったお気に入りの尾根幹線です。
明日も天気が良いようです。
洗濯、布団干し、部屋掃除、扇風機を片付けて暖房器具を出して、防寒着なども出そうと思います。