走るの大好き!

8020(80歳で20kmを完走する)が目標の鈍亀ランナーです。

水泳膝予防のためにクロールだけで2000mスイミング

天気曇り時々小雨 昨日に比べてかなり気温が下がった。

 

夜中に雨が降ったようでベランダや道路が濡れていましたが、天気予報では午前中は曇り空ということでしたので予定通り自転車でジムのプールに行きました。

 

一昨日、図書館で泳法に関する本を2冊借りてきました。

どちらの本もクロールの泳ぎ方について写真付きで分かりやすく説明されています。

ただそれぞれの著者が伝えようとしている具体的な泳ぎ方についてはかなり違いがありました。

私がこれまで正しいクロールの泳ぎ方として理解していたのはどちらかと言うと左側の本に書かれているものでした。

一方、右側の本では、これまでのクロールの泳ぎ方を見直して、できるだけ身体をローリングさせずに泳ぐ2軸クロールが肩関節などへの負担が少なく、効率の良い泳ぎができる泳法であると書かれていました。

水泳に限らずランニングでもストライド走法とピッチ走法があり、また踵着地、フラット、フォアフットなどいろいろな走り方の理論が研究発表されてきました。

どの走り方にもメリットとデメリットがあり、万人に最適な物ではなく、その人に一番ふさわしい物を選ぶことが大切であると私は理解しています。

話を水泳に戻します。

今までの泳ぎ方を完全に変えることは急には難しいですが、本に書かれている2軸泳法の身体をできるだけローリングさせないことと肩の延長線上に手先を入水させることは早速今日からでも試してみたいと思いました。

 

変形性膝関節症で長い距離を不安なく走れなくなってからウォーキングとサイクリングとスイミングの3種の運動を代わりに行っていますが、運動した翌日などに膝の痛みが一番出るのがなぜかスイミングであることが多く、その理由が少し気になっていました。

水中は浮力が身体に作用するため、一番膝への負担が少ないと思っていました。

ネットで調べているうちに気になる記事を見つけました。

それは「水泳膝」という症状でした。

水泳膝は別名平泳ぎ膝と言われるように、平泳ぎのキックを繰り返し行うことによって膝の内側に強い痛みを感じるようになる症状です。
原因として考えられるのは、平泳ぎのキックをする時に膝関節は、膝から下を外側に向けながら回す運動をするのですが、強い力でねじりばがら伸ばすという膝関節にとって負担の大きい動きを繰り返すことになります。
そのため膝の靭帯に負荷がかかり、周囲に炎症が起きたり、半月板や膝の関節包と呼ばれる軟部組織にも炎症が起こることがあります。

もちろん膝に特に故障がない人にとっては平泳ぎのキックで痛みが出ることはほとんどないと思います。

ただ、私のように既に膝に故障が起きている人には平泳ぎのキックは悪影響があるのは間違いないようです。

スイミングの後に膝が痛くなりやすい原因が自分なりに納得できましたので、今日の練習では平泳ぎを封印してクロールだけで泳ぎました。

そうはいってもこれまでクロールと平泳ぎを組み合わせて往復泳ぐようにしていましたので、平泳ぎの区間で少し息を整えることができましたが、往復クロールだけで40往復するのはかなりの体力を消耗します。

50m泳いだら15秒~20秒レストすることと腕の回転をできるだけ大きくゆっくりすることを心がけながら何とか40往復2000mを泳ぎ切ることができました。

かなり疲れましたが、最後の10往復辺りからは疲労を補うために自然に大きくゆっくり泳ぐコツがつかめたように思えました。

本で読んだ2軸泳法の泳ぎ方も体力の消耗をできるだけ少なくする点で効果があったと思いました。

泳ぎ終わった後はかなりの疲労感と空腹感(笑)でしたが、確かに膝の違和感はこれまでより少ないようです。

来週からのスイミングもクロール専科とすることにします。