走るの大好き!

8020(80歳で20kmを完走する)が目標の鈍亀ランナーです。

治らない病気がまた増えた

天気晴れ 朝と日中の気温差が大きい

 

もうだいぶん前から両足首付近のむくみが気になっていました。

朝起きた時は良いのですが、日中ずっと仕事や家事をして夕方になるとソックスの跡がくっきりと残って、指で足首周りの皮膚を押すとへこんで元に戻るのに時間がかかる位むくんでしまいます。

さらに、左足首のむくみが右足首と比べて明らかに強いのも不思議でした。

 

膝の痛みで通院している整形外科では、脹脛の血行を促すためにウォーキングしたり、ストレッチを十分にして下さいと言われていました。

甲状腺機能低下症の治療のため通院している内科では、むくみを起こすほど腎機能の低下はまだ見られないので他の原因ではないかと言われていました。

 

昨日は午前中はサイクリングに行き、向かい風の中をしっかりペダルをこいできましたので、脹脛もしっかり動かして血行も良くなったはずでした。

それでも午後にはしっかりむくんでしまいました。

そろそろ専門外来でしっかり検査をしてもらわなければだめかなと思いました。

 

ネットで調べると血管外科を受診するのが良いと分かりました。

幸いなことに自宅の最寄り駅の近くに血管外科のクリニックがありました。

さっそく行ってみました。

受付で問診票に症状を記入して診察室に呼ばれると、すぐに両足の血管のエコー検査が始まりました。

静脈には心臓に戻る血液が重力に負けて逆流しないように逆止弁という組織があるそうです。

マイナスの表示がある箇所の静脈はその逆止弁が正常に機能しているそうですが、プラスの表示になっている箇所は逆止弁の機能が壊れていて血液が戻ってしまっているので溜まった血液のせいで血管が太くなってしまっているそうです。

この血液の逆流がむくみの原因だと言われました。

 

逆止弁が壊れてしまう原因は不明ですが、体質が影響しているそうです。

さらに長時間の立ち仕事なども悪化させる要因になるようです。

残念ながらいったん壊れた逆止弁は再生することはないそうです。

 

私の場合は脚の皮膚の表面に静脈瘤ができているのような段階ではないので、まずは圧迫の靴下を日中の活動時は着用して血液の逆流をできるだけ抑制しながら経過を見ていくことになりました。

今後さらに症状が重くなっていく場合は硬化療法や手術も選択肢になるようです。

 

圧迫の靴下というのは太腿の所まであるようなかなり締め付け感のあるストッキングでした。

男女兼用のためベージュ色でレース状の縁取りもあるのでちょっと恥ずかしいですが、その上から長ズボンを履くので気にしないことにします。

履き方にもかなりコツがいりました。履いてしまえばサポーターを付けているようでそれなりに気持ち良いです。

朝履いて夕方帰宅するまでずっと履いていましたが、完全にむくみが無くなった訳ではないですが、いつもよりはむくみは少なかったように思えます。

しばらくは仕事の時はこれを付けて活動しようと思います。

 

今回新たに分かったむくみの原因となる下肢静脈瘤だけでなく、これまでにも甲状腺機能低下症、高血圧症、変形性膝関節症、腸骨動脈瘤、腎臓嚢胞と完治することはなく、毎日の服薬や経過観察で気を付けながら一生涯付き合っていく病気が年齢とともにどんどん増えてきています。

ただどの病気も治療や服薬で病状を適切に管理していけば、今すぐ命の危険があったり、日常生活の質を大きく阻害してしまうような病気でないことに感謝しています。

どの病気も悪化を防ぐためには適度な運動が非常に効果的と言われているので、これまで取り組んでいる競歩ウォーキング、スイミング、サイクリングを無理なく続けていこうと思います。