走るの大好き!

8020(80歳で20kmを完走する)が目標の鈍亀ランナーです。

妹の退院と自分の視野検査と歯科定期検査

天気曇りのち雨 啓蟄とは思えない寒い一日

 

先週の火曜日の朝に目を覚ました時に左目の視界の中に急に見えない部分が現れました。

あれから1週間が経ちますが、見えない部分に変化はありません。

視力なので一部分でも見えなくなるととても不自由でこれからどうなるのか不安になることもありますが、考えてみれば左耳も既に高い音は聞こえませんし、味覚もまだ甘い、辛い、苦い、酸っぱい等の基本的な味は分かりますが、娘や妻がこの食べ物は○○の味がするとか隠し味で○○が使われているね等言っていても自分にはその微妙な味わいはもうよくわかりません。

膝もまだ歩くことはできてももう以前のように速く走ることはできません。

 

人は未熟な状態で生まれ、成長に伴いいろいろな力を身に着けていき、年を取るにつれて今度は少しずつその力を天に返していき、全てを返し終えた時に天寿を全うするのだと思っています。

いっぺんに返すことになったらショックも大きいので、今回の目のように少しずつできなくなっていくことでそのことを受け入れやすいようにしてくれているのかもしれません。

 

昨日は腸閉塞の再発で入院していた妹の退院のため午前9時前には大学病院に行き、退院手続きを済ませてから入院病棟に迎えに行きました。

元気そうな妹の顔を見て安心しました。

それでも2週間の入院期間の前半は点滴だけの生活だったのでまた少しやせてしまったように思えました。

病院からそのまま妹が入所している施設に車で送っていきました。

施設に着くと多くの職員さんに優しい声をかけてもらえたので妹も嬉しそうでした。

 

車の運転はまだ少し不安でしたので妻がずっと運転してくれました。

本当にありがたかったです。

 

妹のことを無事に終えて帰宅して一休みしてから今度は自分の目の検査のため自分で自転車に乗って午前中に妹を迎えに行った大学病院に行きました。

 

この日の検査は両目の視野検査でした。

視野検査はかかりつけの眼科で行ったことは大学病院の主治医にも話しましたが、大学病院としてももう一度同じ検査をさせて欲しいということでした。

視野検査の方法は薄明るい半球状のスクリーンの中に顔を固定して片目ずつ検査します。

大小の光の点がランダムにスクリーンの中で点滅します。

それが見えた時は手に持ったボタンを押します。

一定時間スクリーンを凝視し続けることになるのでとても目が疲れました。

この検査の結果は今週末の土曜日に主治医から説明があるそうです。

見えない部分があることは間違いないので、その後どのように原因究明と治療を行ってくれるのか期待しています。

 

視野検査の後は帰り道にある歯科で定期検診を予約していました。

虫歯はありませんでしたが、両側の上の奥歯の歯茎の歯周ポケットが深くて少し膿もたまっていると指摘されました。

ここでも歯科医から言われたことは、私位の年齢になれば歯周病により下がった歯茎や溶けかけたあごの骨は回復することは難しく、少しでも悪化のスピードを弱めることが大事だそうです。

少し見えなくなった左目に続いて、すぐに全部だめになるわけではないけれど完全には治らないものとして受け入れなければいけない歯と歯茎がまた見つかりました。

 

昨日一日を振り返ってみると自分が医療機関にいた時間の割合がかなり多かったと思います。

こうやって少しずつ医療機関にいる時間が増えていき、そのうちに療養型の病院に入院して一日中医療機関にいる時期がいつかはきっと来るのでしょうね。(笑)

その前に好きなことややりたいことをできるだけ積極的に行うつもりです。