走るの大好き!

8020(80歳で20kmを完走する)が目標の鈍亀ランナーです。

正しい浮心の位置を意識するためにできるだけゆっくりクロールで3000m泳いでみた

天気晴れ 涼しかったのは朝だけですぐに暑くなった

 

今朝は5時45分に目が覚めました。

1階のリビングの空気を入れ替えるために窓を開けるといつもより涼しい風が吹き込んできました。

今日は少し涼しくなるかもと期待しましたが、日が高くなってくるといつもの暑さになりました。

覚悟を決めて自転車でプールに行きました。

プールはいつもより空いていました。

男女二人の常連さんと阿吽の呼吸でストレスフリーに泳げました。

 

人間は陸上で生活するように進化してきましたので水中では基本的に身体が沈むようにできています。

それでも息を吸って肺の中に空気を溜めることで肺が浮き輪代わりになるので上半身は比較的浮きやすいです。

そのため何もせずに伏し浮きをしていると足の方から沈んでしまいます。

 

私がいつも参考にしているユーチューブのトモキン先生によれば、この足から沈んでしまう状態は身体の浮心が重心より前にあるためということです。

ちなみに浮心とは液体の表面に浮かぶ固体に働く浮力の中心のことです。

肺が浮き輪代わりになるので人間の浮心は胸の辺りになります。

人間の重心はだいたいおへその辺りになります。

この浮心をできるだけ重心に近づけることで腰や足などの下半身が沈みにくくなります。

 

では具体的にどのようにすれば浮心を重心に近づけられるのかというと、頭や胸などの上半身を意識的に水の中に沈めて前のめりになるようにします。

これを意識するだけでかなり腰や足が浮きやすくなります。

さらに足を太腿から動かすように軽くキックすればより足が沈まなくなります。

 

この前のめりの姿勢とキックにより足が浮いてくる感じをしっかりと意識するために今日は意識的にゆっくり泳いでみました。

ある程度スピードを上げて泳ぐとその推進力によって身体が浮きやすくなるので浮心が前寄りにあっても何とかごまかせてしまいます。

でもゆっくり泳ぐと前のめりの姿勢や正しいキックができていないと確実に足が沈んできます。

泳ぎながら足が沈んできたと感じた時はその都度上半身の位置を修正したり、足を太腿の付け根から大きく動かすようにしながら泳ぎました。

そのすることでスピードはゆっくりですが、力を入れなくても確かに流木が川面を滑るように進んでいくような感覚がありました。

良い練習になったと思います。

 

1往復ごとに5~10秒のレスト、ゆっくりクロールで60往復3000mを1時間39分で泳ぎました。

 

強い日差しの中を汗をかいて帰宅したら息子が焼きそばを差しいれてくれました。

毎度の味濃いめでしたがソーセージたっぷりで美味しかったです。ごちそうさま。

 

明日は少しでも暑くなる前にできるだけ午前中早いうちにサイクリングに行くつもりです。