走るの大好き!

8020(80歳で20kmを完走する)が目標の鈍亀ランナーです。

大山鳴動してとりあえず経過観察と脇の下の傷口はあともう少し

天気晴れ この時期らしい寒さ

 

9月から続いたリンパ腫の検査はようやく先週の月曜日の診察で最終的な結果が分かりました。

血液内科の主治医が渡してくれた資料はあまりに専門的過ぎて素人には理解不可能でしたので、分かりやすいように補足説明と追記をしてくれました。

まずは下の赤枠は、私は過去に成人T細胞白血病・リンパ腫のウイルスに感染していることを示す抗体が体内にあるそうです。母体からの垂直感染の可能性が高いようです。

ただ、今回のリンパ腫はこのウイルスによるATLLではないそうです。

ATLLは万一発症してしまうと非常に予後が悪いリンパ腫でしたので、安心しました。

上の赤枠を拡大したのが次の画像です。

もう一つのB細胞のリンパ腫の可能性は、IGH(PCR)という遺伝子解析では悪性を疑わせる遺伝子再構成というものが見られましたが、これは総合的にみて非特異的な陽性であり、結論としては悪性ではないということでした。

非特異的な陽性とは何ぞやと思いましたが、調べてみると以下のようでした。

「免疫学的検査には、本来は陰性なのに陽性になってしまう偽陽性反応や、陽性なのに陰性になってしまう偽陰性反応があります。これらは、非特異反応によるものが多く見られます。

偽陽性偽陰性における非特異反応の多くは、抗原抗体反応を測定原理とした測定系に見られます。

偽陽性は、目的の抗原(検査対象)と異なる抗原(非特異抗原)が同様の反応をすることで、目的の抗原が存在すると誤解してしまい発現します。」

既に素人の理解の範疇を超える記述ですが、要するに陽性(悪性)でないのに検査で陽性の反応が出てしまったということのようです。

検査結果がなかなか判明しなかったのはこの非特異的な陽性を確定するために時間がかかったようです。

何はともあれ、私のリンパ腫は悪性ではないことが分かりましたので、抗がん剤治療の必要はなく、定期的な経過観察で体内のリンパ腫の数や大きさが変わっていないことを確認することになりました。

来年2月にCT検査を受けるまではしばらく診察や検査に通わなくても良いそうです。

 

一方で、リンパ腫の組織検査のために右脇の下を切開してリンパ節を切除しましたが、その後傷口が腫れて炎症を起こし、高熱が出てしまいました。また、傷口から常時かなりの量の浸出液が出てきてその手当てが大変でした。

先週の診察で傷口を縫ってからは腫れたり、浸出液が大量に出ることもなくなりました。

今日の診察でほぼ傷口が塞がり、腫れもないのでこちらも終了となりました。

まだ傷口からわずかですが、膿が出ているので完全に傷口が塞がり膿も出なくなるまでプールはもうしばらく我慢してくださいと言われました。

 

まずはウォーキングとサイクリングから無理なく再開したいと思います。

 

皆様にはご心配をおかけしてすみませんでした。